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山形県寄附講座起業マインド育成講座 アントレプレナーシップ演習の外部講師による初めての授業を行いました


お知らせ
 本学では、起業マインドを持った人材を育成し、地域の活性化と山形県の課題解決に寄与する人材を育成することを目的に「山形県寄附講座 起業マインド育成講座」を設置し、今年度から新科目「アントレプレナーシップ演習」を開講しています。

 授業第2回目の4月17日(水)は外部講師を迎える最初の授業が行われ、セーフィー株式会社 営業本部 第2ビジネスユニット公共グループ 部長補佐の渡邊 貴史氏から授業を行っていただきました。
 渡邊氏は、まず起業について、「会社を創るのは案外簡単。でも実は創った後が大変。何のために会社を創るのか“志”をしっかり持つことが大事」と話し、「事業を続けるためには、“センス”(バランス/リスク感覚)を研ぎ澄ますことが重要」として、そのためには「学生時代に多くの知識を身につけ、そしてそれを活用した実践=経験をどんどん積んでほしい」と語りました。「トライ&エラーを積み重ねていくことで、さまざまなことが感覚的にわかるようになる」として、「必ずしも起業しなくてもいい。働くことを通じて世の中に何ができるか考えて、学生時代にいろいろと挑戦(練習)し、社会的に関わることをたくさん増やしてほしい」と学生たちにメッセージを送りました。
 渡邊氏の講演の後は学生たちが4~5人のチームに分かれてグループワーク。講演を聴いての感想と、講演後に起業に対する想いはどう変化したか、のテーマについて、各班で各自が感じたことを共有し、班ごとに発表しました。学生たちからは「起業するにあたってどのくらいの期間準備したか」「起業支援するなかで一番成功した例と、逆に一番失敗した例」、学生時代にたくさんのアルバイトを経験したと話した渡邊氏に「一番、役に立ったアルバイトは?」などの質問が出され、渡邊氏からは回答を交えながら「物事は知らないより知っているほうが断然いい。そういう意味で、リベラルアーツをたくさん身につけてほしいし、社会的な学生割引(学生ならではの、話を聴けば教えてもらえる、なんでも挑戦できる権利)をどんどん使ってほしい」と学生たちにエールが送られました。
 アントレプレナーシップ演習は、次回以降もさまざまな外部講師をお迎えして、学生たちに話をしていただきます。今後の授業がますます楽しみです!